
日本神話に登場する力強い神様といえば、スサノオノミコトを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そんなスサノオノミコトにゆかりのある神社が、神話のふるさとである宮崎のどこにあるのか、気になりますよね。
「どんな歴史があるのかな?」「パワースポットとしてご利益をもらいたいな」と、いろいろと想像が膨らむかもしれませんね。
実は、宮崎にはスサノオノミコトが誕生したと伝えられる場所や、神話の舞台となった神社がたくさん残されているんですね。
この記事では、宮崎県内でスサノオノミコトのパワーを感じられる特別な場所について、わかりやすくご案内していきます。
読み終える頃には、きっと今すぐ宮崎の神社巡りに出かけたくなるような、ワクワクする気持ちになれると思いますよ。
スサノオノミコトゆかりの地なら宮崎の江田神社がおすすめです

宮崎でスサノオノミコトに関連する神社を探しているなら、宮崎市にある江田神社(えだじんじゃ)を中心に巡るのがとってもおすすめなんです。
なぜなら、この江田神社の周辺一帯が、スサノオノミコトが生まれた「誕生の地」として古くから語り継がれているからなんですね。
日本の神話が記された『古事記』や『日本書紀』の物語が、いまもこの土地に息づいているなんて、なんだかロマンチックですよね。
宮崎県の公式な案内でも、江田神社のある「阿波岐原(あわきがはら)」という地域が、スサノオノミコトの誕生地として紹介されているんですよ。
最近では、じゃらんなどの旅行情報サイトでも、開運やパワースポットの特集が組まれることが増えています。
その中でも、江田神社は神話のパワーを感じられる特別な場所として、全国からたくさんの参拝客が訪れるようになっているんですね。
単にひとつの神社をお参りするだけでなく、周辺の自然や池と一緒に神話のストーリーをたどるように巡ることができるのが、宮崎ならではの魅力かもしれません。
心地よい木漏れ日の中で深呼吸をすれば、神話の時代から続く澄んだ空気を感じられる気がしますよね。
なぜ江田神社がスサノオノミコト誕生の地と言われているの?

「でも、どうして宮崎の江田神社がスサノオノミコトの生まれた場所だと言われているの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
その秘密は、日本の古い書物である古事記や日本書紀に描かれた、ある有名な神話のエピソードに隠されているんです。
イザナギノミコトの「禊(みそぎ)」の舞台だから
日本神話によると、国生みを行ったイザナギノミコトという神様が、亡くなった妻のイザナミノミコトを追って黄泉の国(死者の世界)へ行きました。
しかし、そこで恐ろしい体験をして逃げ帰り、体にまとわりついた黄泉の国の汚れを洗い流すために水に入ったとされているんですね。
この汚れを落とす行為を「禊(みそぎ)」と呼ぶのですが、その禊を行った場所が、まさに江田神社のすぐ近くにある場所だと伝えられているんです。
神話の中では「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原(つくしのひむかのたちばなのおどのあわきがはら)」と記されていて、これが現在の宮崎市阿波岐原町を指していると言われています。
神様が身を清めた場所が、いまも現代の宮崎市内に残っているなんて、とても不思議で神秘的なご縁を感じますよね。
この土地そのものが、清らかで神聖なエネルギーに満ちていると言われるのも、納得できる気がしませんか?
最も尊い「三貴子」が生まれた場所だから
イザナギノミコトが水に入って顔を洗ったとき、次々と新しい神様が生まれたとされています。
その中でも特に尊いとされる三柱の神様が誕生した瞬間が、この宮崎の地だったと言われているんですね。
具体的には、左目を洗ったときに太陽の神である「天照大神(アマテラスオオミカミ)」、右目を洗ったときに月の神である「月読命(ツクヨミノミコト)」が生まれました。
そして、鼻を洗ったときに生まれたのが、力強くて勇敢な海原の神様、スサノオノミコトだったと伝えられています。
この三柱の神様は「三貴子(みはしらのうずのみこ)」と呼ばれ、日本の神話の中でとっても重要な役割を果たしていくんですね。
つまり、江田神社の周辺は、スサノオノミコトだけでなく、日本の主要な神様たちが一斉に産声をあげた奇跡の場所という見方ができるんです。
宮崎でスサノオノミコトを感じられる関連スポット3選をご紹介

スサノオノミコトゆかりの地を訪れるなら、ひとつの場所だけでなく、いくつかのスポットを組み合わせて巡るのがおすすめです。
神話の物語に沿って宮崎の神社を巡ることで、より深くその魅力を味わうことができますよ。
ここでは、宮崎の公式観光サイトなどでもよく紹介されている、スサノオノミコトのパワーを感じられるおすすめスポットを3つご紹介しますね。
どれも素晴らしい場所ばかりなので、ぜひお出かけの参考にしてみてください。
1. 江田神社とみそぎ池(宮崎市)
最初にご紹介するのは、やはりスサノオノミコト誕生の地として外せない江田神社(えだじんじゃ)と、そのすぐ近くにあるみそぎ池です。
江田神社は豊かな自然に囲まれた静かな神社で、境内には強い生命力を感じる立派なご神木がそびえ立っています。
神社の裏手から続く市民の森を少し歩くと、木々に囲まれた静かな池が現れます。
ここが、イザナギノミコトが実際に禊を行って、スサノオノミコトたちが生まれた場所と伝えられている「みそぎ池」なんですね。
- 水面に木々が映り込む、とても神秘的で穏やかな景色が広がっています。
- 初夏には睡蓮や花しょうぶが咲き誇り、散策するだけで心が洗われるようです。
- 江田神社とセットで訪れることで、神話の世界に迷い込んだような感覚を味わえます。
宮崎県の観光案内でも、この場所は「禊の聖地」として紹介されており、近年は浄化のパワースポットとして若い女性にも大人気なんですよ。
日々の疲れやストレスを優しく洗い流してくれそうな、とても心地よい空間が広がっています。
2. 住吉神社(宮崎市)
次におすすめしたいのが、江田神社と同じ宮崎市内にある住吉神社(すみよしじんじゃ)です。
「スサノオノミコトの神社ではないの?」と思うかもしれませんが、実は神話のストーリーでとても深い繋がりがあるんですよ。
イザナギノミコトが「みそぎ池」で体を清めたとき、スサノオノミコトなどの三貴子が生まれる前に、水の中から海の神様たちも誕生しました。
その時に生まれた「底筒男命(そこつつのおのみこと)」「中筒男命(なかつつのおのみこと)」「表筒男命(うわつつのおのみこと)」という三柱の神様を祀っているのが、この住吉神社なんです。
つまり、スサノオノミコトと一緒に生まれた兄弟神のような存在なんですね。
全国にたくさんある住吉神社の中でも、宮崎の住吉神社は「元宮(もとみや)」とも呼ばれ、ここから全国へ信仰が広がったという説もあるくらい由緒正しい神社とされています。
江田神社から車でそれほど遠くない場所にあるので、スサノオノミコトが生まれた「禊の物語」をより深く感じるために、一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
きっと、神話の世界がより立体的になって、面白い発見があるかもしれませんよ。
3. 天岩戸神社(高千穂町)
最後にご紹介するのは、宮崎県の北部、自然豊かな高千穂町にある天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)です。
こちらは、スサノオノミコトが大人になってからの有名なエピソードが舞台となっている、宮崎を代表する神話スポットなんですね。
スサノオノミコトはとても力が強く、少し乱暴なところがあったため、姉である天照大神を怒らせてしまいました。
怒って悲しんだ天照大神が、洞窟(天岩戸)の中に隠れてしまい、世界が真っ暗になってしまった……という「天岩戸神話」をご存知の方も多いのではないでしょうか。
- 天岩戸神社は、まさにその天照大神がお隠れになった洞窟をご神体としてお祀りしています。
- 西本宮の拝殿の裏側から、神職の方の案内で実際にその洞窟(天岩戸)を遠くから拝観することができるんです。
- 近くには、八百万の神々が集まって相談をしたとされる「天安河原(あまのやすかわら)」もあり、神秘的な雰囲気が漂っています。
スサノオノミコトの無邪気さや力強さが引き金となって生まれたこの神話は、日本人の心に深く根付いていますよね。
高千穂は宮崎市内から少し距離がありますが、スサノオノミコトの物語の続きを体感できる場所として、時間をかけてでも足を運ぶ価値がある素晴らしい場所ですよ。
宮崎のスサノオノミコトゆかりの神社や神話スポットのおさらい

ここまで、宮崎にあるスサノオノミコトにゆかりのある神社やスポットについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
スサノオノミコトは単独で祀られているだけでなく、日本の成り立ちに関わる神話のストーリーの中に深く刻まれていることがおわかりいただけたと思います。
とくに宮崎市内の江田神社やみそぎ池は、スサノオノミコトをはじめとする尊い神々が生まれたスタート地点として、非常に重要な場所とされています。
そこから住吉神社で海の神様たちの誕生を感じ、高千穂の天岩戸神社でその後の物語を追体験するような旅は、宮崎でしか味わえない特別な体験になりますよね。
古事記や日本書紀に描かれた世界が、ただの昔話ではなく、実際にその土地の空気や自然として今も大切に守られているなんて、本当に素敵なことだと思います。
神話の舞台を自分の足で歩いてみることで、神様たちをより身近に感じられるかもしれませんね。
宮崎の神社巡りでスサノオノミコトのパワーを感じてみませんか?

スサノオノミコトは、時には嵐のように荒々しく、時には悪を退治する強くて優しいヒーローとして、私たちにたくさんの活力を与えてくれる神様です。
そんな生命力あふれる神様が産声をあげた宮崎の地には、きっと今も前向きなエネルギーが満ちあふれているのだと思います。
「最近少し疲れているな」「新しいことを始めるためのパワーが欲しいな」と感じたときは、ぜひ宮崎の神社を訪れてみてください。
みそぎ池の静かな水面を眺めたり、神社の大きなご神木にそっと触れたりするだけで、心がふっと軽くなるのを感じられるはずですよ。
宮崎の澄んだ空気と、古くから守り継がれてきた神話の自然が、優しくあなたを歓迎してくれると思います。
今度の休日は、スサノオノミコトの足跡をたどる、素敵な宮崎の神社巡りへ出かけてみませんか?